事の発端
以前はCentOSのサーバーを建てていたのですが、USBメモリにインストールしていたせいかパッケージの更新に失敗するようになったのでDebianに入れ直します。(KVM主体で利用するので必要最小限のパッケージしか導入しないDebianにしました)
対象のサーバー
有名な格安サーバーである富士通さんのTX100 S3です。 ヤフオクで10kで購入しました。 CPU:Intel Pentium CPU G620 @ 2.6GHz
メモリ:8GB
HDDは250GB×2です。これをRAID1構成で運用します。
入れるOS
安全安心な老舗のDebian 英語苦手なのでDebian JP Projectからダウンロードしました。 バージョンはDebian9.3(Strech)です。
早速インストール
USBメモリ経由でインストールするのでDebianのISOイメージをUSBメモリに書き込むためにRufusを利用しました。 書き込んだUSBメモリからブートしインストールします。RAID1の設定等はここを参考にしました。
インストール後の初期設定
インストール後、ip -f inet addrでipアドレスを調べ、SSHでログインします。
固定IPアドレスの設定
Linuxで固定IP設定(設定ファイル・コマンド)を参考に設定します。
/etc/network/interfaces
をvim等のエディタで(rootで)開き、
iface enp0s25 inet static address 192.168.1.22 (サーバーのIPアドレス) netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.1.1 dns-nameservers 192.168.1.1 8.8.8.8
と書き換えます。 ここでいったんrebootします。
sudoをインストールする
Debianインストール時にSSHサーバーと標準ユーティリティだけインストールしたのでsudoが入ってません。 毎度suするのも面倒かつ危険なのでsudoをいれて一般ユーザーでもroot権限を行使できるようにしておきます。
# apt install sudo
でsudoをインストール後、
# visudo
で設定ファイルを開きます。
(ユーザー名) ALL=(ALL:ALL) ALL
を追記すれば完了
今回はここまでです。 次回はSSHの公開鍵暗号の設定を行います。
参考文献
【Debian 8 Jessie】sudoコマンドをインストールする
(あと、ブログ始めました...)