外部記憶装置

脳みそ小さすぎるからメモしとく

リレー式計算機で円周率を計算する その0

リレー式計算機とは?

コンピュータ黎明期はダイオードとリレーによって構成されたコンピュータが主流でした。時代が進むに連れて素子は真空管トランジスタLSIと微細化・省電力化が進み、今のような超小型ICが実現しました。今回はあえて時代に逆行し、リレーとダイオードを利用した計算機を自作したいと思います。CPUはもちろんRAMなどにもICは一切利用しません。具体的な目標としては、第一段階としては円周率3.14の計算です。第2段階では円周率10桁の計算を目標とします。(そういえば今日は円周率の日ですね)

目的

ロマン以外の何物でもない。

方針

以下のような工程で進めていくつもりです。

  1. 円周率計算公式の選定
  2. 計算アルゴリズムの大まかなフロー作成
  3. CPUの命令セット決定
  4. 命令セットに基づいたCPUエミュレーターの作成
  5. 専用アセンブラ作成
  6. プログラム作成
  7. CPUエミュレーター上でプログラムの検証
  8. 回路設計
  9. 回路に基づいたCPUシミュレータの作成
  10. CPUシミュレータ上での回路検証
  11. 組み立て
  12. 実働テスト

今現在2.計算アルゴリズムの大まかなフロー作成まで完了しているので近いうちに記事にします。 計画としては11月にある大学の学祭に間に合うようにするつもりです。